戦慄の始まり
それは1本の電話から始まった。
「トマトの相場が崩れて本当にやばいんや。。。知恵を貸してくれんか。」
ポンカン10トンチャレンジを見ていてくれたのか、そんな問い合わせをいただいた。地域からこうして頼ってもらえるのは素直に嬉しい。
できるできないじゃなく、行動を起こすことで、色々なことに繋がるということを学んだ高畑は、今回も即答で「是非やりましょう!」と、立ち上がったのであった。
この時の僕は知らなかった。
この決断が、戦慄の物語に繋がっていくことを・・・
衝撃の出会い
翌日、トマト農家・冨田農園さんを訪問した。

海部川のほとりに構えたハウス。
平成の名水百選に選ばれた水で育ったトマト。美味いに違いない!
そんな想像に心躍らせて早速事務所に足を運んだ。

えっ・・・

いやいや・・・

(金のネックレス・・・)

(パンチパーマ・・・)

背中に"とまと"の文字・・・(もしかして地肌にも彫られているのでは・・・)

「そこ座り。」
完全に間違えてしまった。
ヤ◯ザの事務所に踏み入れてしまった。
これは1人で来るべきではなかった。。。
(後編に続く・・・)